ぎっくり腰の応急処置!温めるは正解?

急に腰がギクッとなって、突然動けなくなってしまうのがぎっくり腰です。このように突然ぎっくり腰になってしまった場合、応急処置としてまず何をしたらよいのか分からないという方は多いことでしょう。特に、まず患部を温めるべきなのか冷やすべきなのかといった問題は、多くの人にとってたいへん気になるところです。

では、ぎっくり腰になった時の応急処置として、まず温めるというのは正解なのでしょうか。それとも不正解なのでしょうか。

実は、行なうべき処置としては、両方とも必要であると言われています。ただし、どちらの対処法にも適切なタイミングというものがあります。
厳密に言えば、ぎっくり腰になってしまった時に、すぐに行なうべきことは患部を冷やすことです。温めることではありません。

なぜなら、これは慢性の腰痛とは異なり、何かの拍子に腰の部分の筋肉が炎症を起こしたり、筋膜や筋が傷ついたりして起こるものだからです。それに伴って、激しい痛みや熱を伴う症状と言うことができます。

つまり、捻挫のような怪我と非常によく似た現象であるということです。このように炎症が起きているのですから、当然のこととして真っ先に必要なのは冷やすことです。

こうして患部を冷やすことによって、熱を逃がし、炎症を抑え、痛みを緩和させることができるでしょう。

仮にこの時に患部を温めてしまうと、血行を良くしてしまい、腫れや炎症はさらにひどくなってしまうでしょう。そのため、ぎっくり腰を起こしてしまった時には、まず冷やすようにしましょう。これが正しい応急処置です。

一般には、発症してから三日ほどの間は急性期と呼ばれ、炎症がピークに達している時期であると言われています。それで、その期間は、アイスパックや氷などで冷やすようにします。

その際に、長時間冷やすことによる凍傷の症状を防止するためにも、十分から十五分くらい冷やしたら一、二時間おいて、また冷やすといった方法で行なうことができるでしょう。こうして炎症を抑えることがポイントです。
しかし、発症から三日ほど経ってからは慢性期と呼ばれる時期に入ります。

この時期には、体内で炎症を抑えたり、患部を修復したりといった作業が行なわれている時期でもあります。

そのため、この時期にも患部を冷やし続けていたのでは、かえって回復が遅くなってしまいます。それで、発症から三日ほど経って慢性期に入り、最初の激しい痛みも和らいできたと感じるのであれば、今度は患部を温めることが必要です。

このようにして、凝り固まってしまった腰の部分の筋肉をほぐし、回復させるためにも、少しずつ温めることができるでしょう。

 

ポイントは、痛みがおさまってきてから温めてもよいということです。まだ痛みがあるうちは温めないように注意しましょう。

では、痛みもおさまり、温めたいと思う場合、どうしたらよいのでしょうか。人によって回復の状況も症状も異なりますから、様子を見ながら行なうことができるでしょう。

例えば、痛みがおさまってきたら、まずは温かい濡れタオルで抜いてみることができるでしょう。

また、シャワーでお湯を当ててみることができるかもしれません。お湯を当ててみて大丈夫のようなら、今度はお風呂に入って患部を温めてみることができるでしょう。

つまり、温めても大丈夫なのは、痛みがある程度おさまってきてからであるということです。その際には、温湿布やカイロなどを上手に利用するのもよいでしょう。

いずれにしても、突然のぎっくり腰になってしまった場合の正しい応急処置として、まず冷やす、そして次に温めるというタイミングを忘れないようにしましょう。このように正しい応急処置を取るなら、辛い痛みを改善できるでしょう。