1、なぜ、ストレッチを勧めるのか?
良くお客さんから腰が痛い時に、
「揉んでも大丈夫ですか?先生」
こんなことを良く聞かれます
その答えは、NOです!!!
なぜ揉むのが良く無いのか?!
その答えはと言うと筋肉は筋線維のかたまりで
束を作っています
痛みとは、その筋線維が絡まった状態だったり
筋線維が切れている状態だったりと
綺麗に線維が配列されてい無い状態が
コリや張りになります
そんな状態が起こっているのに
その絡まった状態の場所を
グリグリと揉んだらどうなると思いますか?
そうです!想像できると思いますが
余計に切れたり線維が絡み合ってたりと
ひどくなる訳です
見なさんも経験があると思いますが
腰が痛いと思った時に
マッサージをしたら余計に痛くなったとか
治すつもりで行った接骨院や治療院でマッサージを
受けたら余計に痛くなり、立てなくなった経験はありませんか?
だからマッサージでなくストレッチを勧める訳です
ストレッチは筋繊維を伸ばしていくので
絡まっているところは中々伸びてこ無いので時間がかかりますが
無理やり伸ばさなければ、ゆっくりと伸びてきます
筋繊維を傷つけなく和らげる意味があるので安全な
治療法とも言えます
2、腰のストレッチをやる前にやることは?
腰が痛い、硬いから腰のストレッチをやりましょうと
簡単に言いますが、治療をしていて感じるのは
腰痛の原因は、腰以外のバランスが崩れたところから
来ていることが多いです
アオラニにみえるお客さんも腰痛は多いですが
腰以外のバランスを変えていくと
腰の痛みが半分以下になることが大半です
実際に、ギックリ腰で来院されて検査をすると
首だったり、腕だったり、足だったりと
腰以外の問題で解消することが大半です
その施術実績45000人以上からの経験から
腰の前にやることが重要だと考えて
まずやることは!
手首と足首のストレッチをやります
手首、足首はグルグル回すのではなく
肘から手首にかけての前面と後面をしっかりとストレッチかけます
しっかりとと言っても感が方に個人差がありますので
アオラニでは一箇所90秒と定めています
なぜ90秒かと言うと
筋繊維がしっかり伸びるのに
90秒かかったことから90秒ストレッチと定めています
90秒やった後の方がその後のもちもいいです
足首の硬い人は腰痛が治りにくいので
しっかりとアキレス腱も伸ばします
前面はあまりやら無い人も多いですが
前面の筋肉は疲れている人の多いので
ここはしっかり90秒ストレッチをお勧めします
3、腰のストレッチは?
手と足のストレッチを終えた後に
本題の腰のストレッチに入っていきます
腰は他の記事でも書きましたが
腰を伸ばす、ウイリアムズ体操がお勧めです
膝を曲げて抱え込むようにして丸まりながら
腰を伸ばしていきます
最初から背中、腰を反るようなストレッチはお勧めしません
まずは負担がない丸まるストレッチが
ベストです
しっかりと(90秒ストレッチ)した後
仰向けに寝て膝を立てるような姿勢になり
左右に倒していきます
これは痛い方から倒すのでなく
楽な方から倒して行きます
その後、痛い方に倒します
その際の注意点は無理やりやら無いという事です!
止またところで何度か深呼吸をすると
ゆっくりと倒れていきます
そうしたらまた反対に倒します
これを3〜5回くらいやります
それ以上やりすぎても筋繊維に負担がかかるので
お勧めはしません!!!
朝起きる前、昼、夕方、寝る前にやる事を
続けていくと自然と体も柔らかくなります
4、お腹のストレッチは?
次に、お腹のストレッチです
これはうつ伏せに寝て腕立てをするような
格好になります
マッケンジー体操と言われています
ヘルニアなどの症状をお持ちの方は
ヘルニアを悪化させる場合があるので気をつけてやってくださいね
最初は肘をついて腰を反らせるくらいからスタートして
徐々に腕を伸ばして行きます
その際に頭を天井に向けていくとより効果的です
その際も呼吸には意識をしてください
決して無呼吸にならないでくださいね
呼吸は筋肉を硬くもしますし
柔らかくもします
5、お尻のストレッチは?
最後にお尻のストレッチです
腰の悪い人は自分のお尻を触ってもらえれば分かりますが
お尻も硬いです
全部が硬いというよりも
一部が硬くて他は逆にタラタラに
なっているケースが多いです
仰向けになり
片足ずつ行っていきます
膝を抱えてゆっくりお腹に近ずけていきます
その際も息を吐きながら近ずけていきます
お尻が張ったところで無理やりお尻を伸ばさずに
その場で止めて深呼吸をしてください
そのまま90秒止めて戻す
こんな感じを左右やりお尻を緩めます
お尻が柔らかくなると腰は軽くなります
ここまでがセットで腰のストレッチをやってくださいね
腰が痛い人には伸びる
時間がかかるかもしれませんが
必ず楽になりますのでお勧めします!!!
うまく出来ないようでしたら電話くださいね
ではがんばってやってください。