「朝腰が痛いと感じたら必ずやってほしい体操」

1、そもそも、なぜ朝腰起きた時に腰が痛いのか?

 

毎朝布団から出るのが憂鬱になりますよね〜
今日も起きる時の“ズキン”が来るんじゃないか?
腰が固まって伸びないんじゃないか?
そんな怖さや不安と毎日戦っているのも今日でさよならしましょう!
 

当院に来院される、腰痛のお客さんの大半7割以上が

「朝起きる時が痛いんです!」そう言われます。

              

この記事を見ている方は、朝寝起きた時の腰痛に疑問をもったり悩まれているかと思います。

「毎朝の事で仕方ないんですが、、、」

問診時にもこんな事を言われる方もいますが仕方がないと

簡単に考えないようにした方がいいと思います。

 

なぜなら、それは普段の生活の中では腰の痛みが無いのに

朝起きた時だけ腰痛症状がでるこのタイミングに限られている事が問題です。

 

なぜなら、夜中に内臓はよく動きますその時に痛みが出ることも多いですが

各臓器が動いて汚れを出そうとします。

その中でも腎臓が活発に動いて血液をきれいにしていきます。

腎臓が活発に動き腎臓が疲労し始めます、腎臓の疲れがたまると

腎臓が正常な位置にとどまれなくなり

正常な位置から下がったり横にズレたりします。

 

もともと内臓はお腹の中で流動性を持っていますが、その正常な範囲を超えると

各臓器を引っ張ります。

筋肉もそれにつられて引っ張られます、その結果腰の筋肉に負担がかかります。

 

腰の筋肉と腎臓は隣り合わせの位置関係になっています

なので腎臓に負担がかかるとその隣にある筋肉が緊張して硬くなり

腰痛は出やすくなります。

その関係で朝痛みがでている場合もありますから

最初にも言いましたが内臓疾患(病気)の可能性もあるので

長く続くようなら病院に行く事をお勧めします。

 

怖い事を言って脅す訳でないですがこんな事もありますので

頭の片隅にでも思っておいてくださいね。

とは言え、病気の話をしていてもしょうがないので

内臓の病気ではないと仮定して話をしていきますね。

 

2、朝腰が痛い原因の4つの原因!

 

1 全身の血液循環が悪い。

 

朝の腰痛の中で一番と言っていい程です。

これは、筋肉中の血液循環が悪くなる事で腰の筋肉が硬くなり

その筋肉が冷えて起こる腰痛があります。

血液循環(血行不良)からくる腰痛は日中や夜に痛みがなく、

朝のみが痛かったり固まっていて動きにくいのが特徴です。

             

脊柱周辺の循環不良は

腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などの

腰の病気に発展することもありますので要注意です。

もともと、腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎滑り症の様な

腰の疾患を抱えている方は腰周囲への血液の供給が悪くなる事で

痛みがでるケースがあります。

 

ではなぜ、朝が痛いのか?

体温は午後4時から6時が一番高くなり

その12時間後の明け方の午前4から6時が体温が一番下がります。

このことから朝に全身の血液循環が悪くなります。

 

もともと筋肉が硬かったり痛めている筋肉は血流が悪く冷やすいです。

冷えれは硬くなり、硬くなればより冷え、より冷えればもっと硬くなることから

冷えて腰の痛みが起きる時が多い訳です、

中には明け方痛みで起きるそんな方も多いと思いす。

              

 

血液は血管の中を通ります、こんなの当たり前と思っている

と思いますがその血管が曲がったり狭くなったり潰されていたらどうなると思いますか?

腰椎スベリ症は腰骨がお腹側にスベリ落ちていく病気です。

腰骨がスベルことで骨の周辺の血管も引っ張られて曲がります。

 

脊柱管狭窄症は神経が通っている菅が狭くなる病気です。

脊柱管の周りにも細かい血管が通っています

その血管が狭くなった脊柱管の中で神経と一緒に潰されます。

 

腰椎椎間板ヘルニアは椎間板が潰れて中のものが押し出される病気です。

押し出されたものが神経や血管を圧迫していきます。

 

*イメージが付きやすくする為の表現なので症状とは違いますので了承くださいね。

 

こんな事が腰の周りで起こっていたら循環が悪くなり、

治りにくいと思いませんか?
 起きている時は動いているので筋肉を使い血液を流していますが、

寝ている時は心臓から押し出す動脈のポンプ機能で大半を送っています。

 

筋肉を使って血液を戻す静脈のポンプを使わなければ

それだけ少ない血液しか流れないので流れが悪ければ体は冷えるし硬くなる

こんな感じで血液・体液の循環不良は朝腰痛をだします。

 

2 食事の時間が遅い。

 

食事ですが、世間で言われている

2時間前には食事を終わらせる事が常識になっていますが

実際は、3時間前が負担が少ないらしいです

 

食事は色んな成分が混ざっているので消化には

3時間が必要だとも言えます

 

結局は食べてすぐに寝るのは論外と言えます

ある程度、寝る前に消化を済ませてから

寝るのが内臓の負担を減らします

 

食後は活発に内臓が動きます

動いた後は休む時間も必要ないです

 

皆さんもずっとは動き続けることできないですよね〜

休憩する時間あれば体もやすまり

また元気に動けると思います

 

それと同じで内臓も筋肉なので

動き続ける事は内臓疲労が抜けないという事になります

内臓の疲労は腰痛に直結です

 

3 寝方が悪い

寝方については、うつ伏せで寝ている方もいますが

うつ伏せは腰を反る形になるので痛みがでやすいです

うつ伏せで寝ると体の構造上背骨が捻れます。

 

 

           

特に首には負担がかかります、

首の負担が背中から腰までの筋肉を硬くして

その結果、朝起きた時に腰が痛いという現象が起きます。

腰が痛くなるのが怖いから

横向きで寝る方もおおいです。       

横向きの場合、丸まって寝るケースが多く

伸びにくくなることから

 

朝まで同じ姿勢が続くことから

固まって朝腰が痛くなることあります

 

4まくらや布団(マット)が合ってない。       

 

寝る姿勢もありますが、

枕や、布団が合わないケースもあります

枕が高過ぎたり低すぎたりして首に負担がかかり背中や腰が張ってきて

明け方に腰が痛くなることがあります。

        

布団に関しても、柔らかいマットは体が沈み

自由に寝返りがうてずに体が固まります。

背中の張りや痛み、腰の痛みが発生します

クッションが良い柔らかい敷布団はかえって

体の不調を出します。

 

この最近では腰痛には低反発がいいと言われなくなりましたが

一時期はほとんどの方が低反発に変えたというくらいブームになりました。

低反発が悪いと言いませんが合わない人も多いということです。

 

なぜ、寝返りをするのか?皆さんは知っていますか?

寝返りには重大な意味があります。

そもそも、人間は1日の疲れを寝ている間に

勝手に改善するシステムを持っています。

 

柔らかいマットに寝て体が沈んでしまうと動くことができません

体は寝ている時に勝手にストレッチをかけますそれが寝返りです。

 

子供はすごく寝相が悪いのもです。

 跳ねたり走ったり動き回って1日使った筋肉をストレッチする為に

変な格好で伸びをするような姿勢をとったり

クルクル回って全身をほぐしていきます。

一日の筋肉の疲れをとったり体の歪みを正すためにも寝返りは大切なんです。

 

この事とは逆に硬いマットがどうか?

と言うと、硬い方が体にはベストだと言うことになります。

なぜなら、硬いマットの上では体が自由自在に動くことができます。

自由に動けれると体は勝手に好きな方向に体をねじります。

 

しっかりと寝ながらストレッチをして朝を迎えると体は元気になります。

お客さんから「先生硬いマットで寝ると全身が痛くなるんです。」

こんなことを言われます。

 

やっぱり柔らかい方がいいのでは?!

この意見からすると「痛い=悪い」

そこにいきそうですが、実は原因は他にあるんです。

 

体が歪み過ぎて硬くなるとマットに体がなじまなくて

全身に痛みが出ることもあります。

これは全身の関節の動きが悪くなり骨が当たる感じがするのが原因です。

 

施術後の体の関節が柔らかくなると

硬いマットでも苦にならずにゆっくりと寝られます。

これはマットの問題ではなく、体の問題と言えるわけです。

その場合は先ず体を改善させないと何も意味がありません。

 

このような意味から柔らかいマットはおすすめしません。

硬いマットで寝られる体に改善してしっかりと

朝まで寝返りをうって体を元気にしましょう。

 

ここから本題です「かならずやってほしい体操」

をお伝えしていきますね。

 

3、布団から出る前のストレッチ法
目覚めた直ぐは筋肉に刺激が入ってないために今一動きにくいものです。
分かりやすい例をあげると、起きて直ぐにペットボトルを開けようとしても
力が入らずに開けれない経験はありませんか?!
全身がそんな感じと思ってもらえたら分かりやすいと思います。
その為に動く前の準備が必要になります。
 
準備5ステップ
1:先ずは仰向けに寝ます。
2:寝たままで大きく伸びをします。
3:足首を手前、奥と数回動かします。
4:手首を寝たままでブルブルします。
5:寝たまま膝を曲げます。
ここまでがストレッチ前の準備です。
ストレッチは伸ばすだけなのであまり考えなくていいですが
ここまでが凄く重要です!
 
曲げた状態からどちらでもいいので横に倒します。
倒した状態のまま深呼吸をします。
呼吸をしているとだんだんと足が倒れていきます。
 
次に反対に倒します
やることは先程と同じです。
 
これを数回やってください
目安は筋肉が伸びて気持ちいいと感じるくらいです
時間にすると5分かからないくらいで十分です。
*ひどい腰痛を持っている方は焦らずに10分くらいかけて
ゆっくりと行ってください。
 
終わったらもう一度足を伸ばして大きく全身の伸びをします。
伸びが終わったら横を向いてから起きます。
 
4、布団から出たあとの体操
布団から出て立ち上がります、次は体操です。
 
片腕ずつ出来るだけ大きく円を描くように回します。
先ずはクロールをするように前回し10回くらい
10回したら反対にもう10回くらいします。
 
次は腰に手をあてて腰を回す運動です。
最初は小さく右回し左回しをやります
これも10回くらいずつで大丈夫です。
 
左右をやったら今度は大きく円を描きます
痛みが出ない範囲で出来るだけ大きく、ゆっくりと腰を回してください。
 
次はつま先立ちです。
踵を上げてふくらはぎを使います。
踵を下ろしてふくらはぎを休めます。
この踵上げ下げ運動を10回やります。
 
これが布団から出て動き出す前の準備運動です。
 
5、夜寝る前にやってはいけない運動とは?
筋トレや運動が好きな方は寝る前に何かやる方多いです。
でも寝る前の運動は注意が必要になります。
それは、体を動かした方が寝やすいからとしっかり運動をしてしまうと
かえっていい眠りの妨げになることを知っておいてください。
 
質のいい眠りにする為には自律神経の乱れを整えることが重要になります。
その為には筋肉に強い刺激を入れるような激しい運動は
”絶対にやらないでください”
筋肉を動かし過ぎると自律神経が乱れます。
動かし過ぎると交感神経が活発になります。
 
交感神経は目を覚ます神経です
交感神経が活発になると筋肉は硬くなります。
血流が激しくなり興奮状態になり眠りが浅くなります
その為に布団に入ってもなかなか眠れなかったり、
寝ているけど深い眠りに入れない、などの状態になります。
 
寝る為には交感神経とは逆の副交感神経が活発に働かないと
質のいい眠りにつけません。
副交換神経はゆっくり動かしたり大きく動かしたりすることで活発になります。
布団に入ってからの深呼吸が有効だと思います。
 
色々とやらなくていいです
呼吸を整えて気持ちを落ち着かせることが副交感神経のスイッチを
入れるのには大切なことになります。
 
寝る前にやってはいけないことは激しい運動です!
もしやりたければ起きる前にやったストレッチをお勧めします!
 
色々と書きましたが言ったことを意識しながらやってみてください
ではまた。
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